■2つの環境性能向上

N700系環境性能の向上

N700系では省エネルギー化や騒音対策など環境性能の向上を実現しています。

例えば客室窓は軽量化しつつ十分な強度を確保するため、面積は700系に比較すると約60%の寸法とされています。

N700系側面窓

それでは、N700系環境性能の向上について概略をみてみましょう。

(1)環境への適合
最新の空力シミュレーション技術の活用や小牧研究施設での風洞実験を通じ、空気力学上、300km/h運転に対応した最適な先頭形状(エアロ・ダブルウィング形)を開発しました。
これにより、定員や居住性を確保しつつ、トンネル突入に伴う微気圧波の発生を抑制することが可能となりました。
また、車両間に全周ホロを採用するとともに、床下機器の低騒音化などにより、車外騒音の低減を図ります。
さらに、車体・台車・内装の軽量化、車体配線の削減などにより、車両重量の低減を図ります。

(2)省エネルギー化の推進
先頭形状の最適化および全周ホロの採用などによる走行抵抗の低減、車両の軽量化に加え、通常のブレーキ力は全て電力回生ブレーキで賄う方式を採用することにより、大幅な省エネルギー化を実現します。
また、車体傾斜システムの採用により、東海道区間に多い曲線区間での加減速を行う回数が減少することも省エネルギー化に寄与します。
これらにより、700系よりもさらなる省エネルギー化を実現します。

技術の進歩により省エネルギー化を促進し、併せて快適な空間を提供しているのがN700系なのです。


N700系新幹線に乗ってきました!N700系の快適性や禁煙ルームなどを画像付きでリポート!